株式会社 都ローラー工業

カーボンロール

ロールの軽量化を提案します

印刷・フイルム製造・加工業界等の広い分野に於いて、従来のロールに比べて「アルミニウムより軽い」「鉄よりたわみ量が小さい」当社は軽くて丈夫なロールの御要望に高剛性・軽量化のCFRP(炭素繊維とエポキシ系樹脂で構成された炭素繊維強化プラスチックス)を使用したロールを御提案しております。

カーボンロールは本体にCFRPを使用し、ジャーナル部には、アルミ・SUS・SS等の金属が用いられており、本体部と軸部とは高性能接着剤により接合されております。ロール表面には通常の金属ロールと同様に、ゴムライニングやメッキ処理・フッ素コート処理等の施工が出来ます。

カーボンロールの特徴

  1. フッ素樹脂ロールは近年高速化が進む中、機能性フィルムや金属箔等の前後工程ラインの酸やアルカリ溶液等の処理工程において、従来「ガイドロール」「液切りロール」「搬送ロール」としてメッキロール・硬質ゴムロール等が多用途に使用されておりました。
  2. しかし、各工程において搬送ロールからの基材への汚染(特にゴムロールからの配合物質の抽出)、液切れ不足による溶液の持ち出し、擦り傷防止の改善を目的とする事に使用されるロールとして製作致しました。また仕様用途に於いて導電性フッ素樹脂塗料を使用した「導電性フッ素樹脂ロール」も取り揃えております。
  3. フッ素樹脂ロールとしてロングライフを目的にフッ素樹脂塗布膜厚を0.3mm~1mmとし、使用する工程ではロール表面の粗面を任意に調整出来ます。(表面粗面Ra-0.2~0.01)フッ素樹脂被膜ロールは、擦り傷防止や基材へのストレス低減を計り、生産工程における高速化に対応出来る様ロールとして設計しております。
  4. 軽量化 アルミニウムより軽く、鉄の1/4以下の軽量ロール交換時の作業負荷を低減
  5. 高剛性「鉄ロールより低たわみ」且つ「アルミニウムより軽いロール」を製造する事で、ロール上を走行するフイルム・紙生産ラインの負荷を低減
  6. 高精度化ロールの設計に於いて高剛性という性質は、ロール加工精度の向上が計られ軽量化によりバランス修正が容易に出来る。よって生産ラインの高速化の現実が可能
  7. カーボンロールの耐腐食性CFRPロールには耐薬品性があり、アルミニウムロールが使用出来ない分野にも展開の期待が持てる5 用途に応じたロール設計が可能ロール表面は用途に応じた表面処理が可能各種ゴムライニング・金属溶射・フッ素樹脂コート・各種メッキ処理が施工でき、広範囲における分野に使用可能

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